Bohemian’s Blog

BohemianS による、あれやこれやの雑記ブログ

(最も)世にも奇妙な物語

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https://blogs.yahoo.co.jp/yukey19971128/40191599.html

どうも、あんさんです。

私には、この世でもっとも好きなドラマがあります。それが『世にも奇妙な物語』です。

たぶん来世でも同じことを言っています。

小学生か中学生ぐらいのとき、このドラマを観たり、過去に放映されたストーリーを読んだりして、貴重な一夏をつぶしたことがあります。

そんな私ですが「世にも奇妙な物語で一番好きな作品は?」と聞かれて真っ先に思いつく作品があります。

それが、この作品です。

 

BLACK ROOM(2001)

脚本石井克人

出演木村拓哉樹木希林志賀廣太郎

あらすじアメリカ留学から日本に帰ってきたナオキ(木村拓哉)。しかし、我が家があった場所はまったく様変わりしてしまっていた。潜水艦のハッチのようなものを開け、たどりついた家の中には、テーブルを前にして座る父(志賀廣太郎)と母(樹木希林)。いったい、家はどうなってしまったのか? いったい、家族はどうなってしまったのか? 帰省した青年を、おびただしい疑問の群れが襲う!

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奇妙に特化した作品 

この番組でストーリーテラーを演じている森田一義が「いちばん奇妙な話」と語ったという作品。

確かに、奇妙ということに特化している作品だと思います。想像してみてください。ある時、帰省した自宅が、真っ暗な謎の巨大な建物になってたら……。

この不気味な設定もそうですが、魅力的なのは、演者たちの会話劇です。

緊張と緩和

闇の中に唯一スポットライトが当たったダイニング。その奇妙な空間にとまどい続ける息子に、母は、父は、「元気にしてたか?」などと聞いてきます。

「いやいや、それよりも、これなに?」

観てる側の代弁者となる主人公。何気ない質問を、まったく何気なくない状況で投げてくる両親。

一連のシーンでは、上方落語の白眉 桂枝雀師匠がおっしゃていた「緊張と緩和」が生まれていると思います。

緊張:画面の多くを占める闇・どこかよそよそしい家族

緩和:両親による何気ない質問・それに対する応答

これが繰り返されているため、不気味さのなかに、微笑ましさや可笑しさが感じられます。

まとめ

映像作品として、傑作だと思います。

「恐ろしさ」と「面白さ」は、常に紙一重なんだということを教えてくれる作品であり、創作する上での貴重な資料となる作品でもあります。

お時間があれば、ぜひともご覧ください!