Bohemian’s Blog

BohemianS による、あれやこれやの雑記ブログ

死ぬまでに観たい! 日本のカルト映画5選!!

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どうも、あんさんです。

みなさんの観たい映画は何でしょうか? 

きっと、たくさんあると思います。とくに今は観たいものはないと思う方もいらっしゃるでしょう。

では、死ぬまでに観たい映画は?と尋ねられたらどうでしょうか。

さきほどの質問に対しては、無数の作品群からランダムに選んだものを抽出したような答えになるはずです。しかし「死ぬまでに観たい映画は?」と聞かれたら、選ぶという行為に興味が先立ち、そして好意が加わります。

ただ選ぶというプロセスに愛が介在するのです。そんな作品は、ときたま「カルト映画」と呼ばれることがあります。

そこで、今回のテーマは個人的に観ておきたい、日本における5つのカルト映画です。

 

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969)

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監督:石井 輝夫

主演:吉田 輝雄、土方巽

予告編

カルトの帝王と呼ばれる石井輝夫監督による代表作と呼ばれる作品。

江戸川乱歩の名を取っているが「恐怖奇形人間」という作品はなく、江戸川乱歩の一連の作品に通底するオカルト的な要素を詰め込んだ作品らしい。

怪奇やら恐怖やらをかなり意識していて、いい意味で気持ち悪そう。

 

太陽を盗んだ男(1979)

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監督:長谷川 和彦

主演:沢田 研二、菅原 文太

予告編

個人的に、カルト映画と言われて真っ先に思いつくのがこの作品。それぐらい有名。だからこそ、知っている人は知っているという程度の知名度がカルト映画の条件だと思っている人からすれば、少しこの作品はズレてしまう。

とはいえ、独創的なアイディアとミニカーみたいにひっくり返る車たちを観ていると、この作品の名が通っている理由がわかる気がする。

 

狂い咲きサンダーロード(1980)

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監督:石井 聰亙

主演:山田 辰夫、中島 陽典

予告編

制作秘話の一つとして「殺人以外のことは全てやった」と助監督である緒方明が語ったのは有名。そこからいかにこれが低予算で作られたかが想像できる。

低予算という響きが良い響きに聞こえてきたら、あなたもB級映画好きかもしれない。この作品はB級映画としても名高い。

www.boheeeemians.com

 

追悼のざわめき(1988)

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監督:松井 良彦

主演:佐野 和宏

予告編

作家の寺山 修二によると「この脚本が映画になれば、スキャンダルを起こすだろう」とのこと。

容赦ない暴力・差別描写で作品に否定的な声が多かったものの、初上映した映画館で毎年上映されるほどの人気ぶりだった、まさにカルト映画。

あえてモノクロで撮られている描写が逆に怪しげで、役者たちの物憂げな表情に、何かを掻き立てられてしまう。

 

鉄男(1989)

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監督:塚本 晋也

主演:田口トモロヲ

予告編

体がどんどん鉄に覆われていくという実験的なアイディアからうかがえる尖った独創性に惹かれる。

上記の作品たちより公開年が遅いものであり、一番の若手なのに一番古そうな質感で描いているところにも、こだわりを感じる。

人を引き付ける設定をがんがん盛り込んでいるところは大衆的で、ある意味とても親しみやすそうなカルト映画かもしれない。

 

最後に

ドラッグや異常性癖、差別などあらゆるタブーを扱った『危ない1号』という雑誌。その編集者で有名な青山正明氏が、こういう言葉を遺しています。

百に一つの個性は尊重されるが、万に一つの個性は抹殺される。

さまざまな個性がある中で、どちらかというと抹消されてしまう個性が、カルト映画になる可能性が高いのかもしれませんね。