どうも、あんさんです。
みなさんは「Helinox(ヘリノックス)」というブランドを知っていますでしょうか?
アウトドア向けの折り畳み椅子で名を馳せた、韓国のブランドです。その独特なフォルムなんかは、キャンプ場なんかではよく見かけます。
もともと「DAC」というテントポールを作るメーカーでした。軽くてしなやかな性能で、国内外山岳テントの多くがここのメーカーのポールを採用していると言われています。
その耐久性と携帯性で、いまではチェアといえばヘリノックス! という勢いでシェアを伸ばしています。
それだけに種類も増え、「欲しいけれど、どれを選べばいいかわからない!」という方も増えてきたのではないでしょうか?
ホーム・デコ&ビーチ
ヘリノックスのチェアには、大きく二つのシリーズに分かれています。その一つがこの「ホーム・デコ&ビーチ」です。
鮮やかでカラフルな色使いを座面にあしらっており、家具をイメージした製品を展開しています。
座面の生地は化繊ですが、さわるとコットンのような感触で、座るとしっかり体にフィットするような心地がします。
タクティカルサプライ
もう一方のシリーズには「タクティカルサプライ」というものがあります。
その名の通り、ミリタリー系統の配色を座面に使い、アウトドア感を演出しています。
また、生地はツルツルしていて撥水加工もされています。座面両サイドにはポケットがついていて、外で使うことを強く意識したデザインになっています。
Helinox(mont-bell)
国内大手総合アウトドアブランドである「モンベル」でも、ヘリノックスを取り扱っています。
しかし、上記のシリーズとは若干デザインが異なるのです。色使いもそうですが、大きく違うのは座面にメッシュが使われていることです。
こうすることによって、本体の重さが少しだけ軽くなっています。
耐久性や携帯性などは上記のシリーズと変わりません。ただ、生地がメッシュになっている分、座り心地に変化があると思います。
チェアでもいろいろあります!
ヘリノックスのチェアには様々なデザインのものがあります。
チェアワン
ヘリノックスのチェアの中でも一番オーソドックスな形のものです。
四角型の座面で、腰部から肩の下あたりにかけてしっかり支えてくれます。
DACの堅牢なポールで作られている骨組みにより、140kg以上の耐荷重を誇ります。座って壊れるようなことはまずありませんね ( ´∀` )
他にも、座面が大きくなったL、XLタイプや、片手で持てるサイズのミニなどもあります。
チェアツー
座面が頭の後ろまである、いわゆるハイバックチェアのモデルになります。
座面が縦に大きくなったため、畳んだときはチェアワンより大きくなっていしまいます。
しかし、頭をあずけられ、なおかつ別売りの枕なんかも取りつけられるので、快適度はアップしています。
座高の高さ、耐荷重などはチェアワンと変わりません。
サンセットチェア
チェアワン、チェアツーの要素を合わせ、一回り大きくしたモデルです。
チェアツー同様、体へ接する面積が広く、枕もとりつけられます。また、背丈が高い分、座った状態からの立ち上がりがラクです。
収納したときの大きさは、ほかのモデルの中では最大になりますが、とにかくゆったり座りたい! という方にオススメのモデルです。
選び方
ヘリノックスのチェアを選ぶだけに限らず、こうしたギアを選ぶ際に注意しなければならないのが、どういったシーンで使うかです。
部屋で使うなら携帯性はそこまで重要じゃありません。
一方、登山で使うなら携帯性は最重要ではないでしょうか。
また、キャンプ(スタイルによりますが)で使うならテントの色にあったものや、汚れにくいもの、など考えないといけません。
ざっくりと基準を言うなら、
- 多用なシーンで使いたい! ➡ チェアワン
- 携帯性もありながら、ゆっくりとくつろぎたい! ➡ チェアツー
- とにかく頑丈で、くつろげるイスがほしい! ➡ サンセットチェア
となります。
皆さまも機会があれば、ぜひ座ってみてください。きっと、ヘリノックスのチェアしか選べなくなると思いますよ!