Bohemian’s Blog

BohemianS による、あれやこれやの雑記ブログ

『オズの魔法使』(1939)の黒すぎる舞台裏まとめ

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どうも、あんさんです。

皆さんはオズの魔法使という映画をご存知でしょうか?

映画は観たことないけど、絵本では読んだことあるという人は多いのではないでしょうか。もともとは、今から100年以上も昔の児童文学小説です。

映画の方も、第二次世界大戦というかなり古い作品です。

当時では珍しい手法をふんだんに使った実験的な作風が魅力の名作ですが、今回はこの作品にまつわる舞台裏の黒いエピソードをまとめました。

明るくてキュートなパッケージとのギャップが衝撃です。

 

エピソード① 撮影で使われた雪はアスベスト!?

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降雪のシーンを撮りたい! そんな時に必ず名前が挙がるダーシー・クラウンショー社によると、人工雪の作り方は以下の通り。

  • 水と窒素を混ぜあわせる
  • それを圧縮する
  • 霧状に噴射

これで季節問わず、ホワイトクリスマスを演出できます。ところが『オズの魔法使』の時代にはこんな技術はありません。

降らされた雪には様々な材料が入っていたそうですが、その一つが肺癌などを起こす有害物質「アスベストだったようです

 

エピソード② 西の魔女が自分の魔法で大やけど!?

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敵役の魔女が、魔法で起こした炎とともに消えるシーンがあります。

ブワッと炎が上がり、そのタイミングで床が抜ける手はずでしたが、タイミングが合わず、炎がほうきに引火。

スタントを担当していた役者の顔にはひどい火傷痕が残ってしまったそうです。

 

エピソード③ アレルギーの原因はアルミの化粧粉!?

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オズの魔法使』には、レギュラーの西川くん並に突然動かなくなる愉快なブリキ男が登場します。彼を演じていた俳優ですが、このキャラクターになりきるための化粧粉と使用されていたアルミニウムによって、重篤なアレルギーを起こしてしまったようです。

肺の痙攣、呼吸困難。なんとか命は取り留めたようですが、役者の交替を余儀なくされました。

 

エピソード④ ザ・ブラック労働!! 小人たちの賃金が格安!?

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差別が今以上に許容されていた時代です。

小人(マンチキン)を演じた役者さんの給料は、週6勤務・週50ドル。トト役の犬のギャラが週125ドルという超格差。

危険な撮影現場での不当な扱いに耐えかねた役者の一人が自殺したという都市伝説まであるほどです。

 

エピソード⑤ マンチキンがドロシーにセクハラ!?

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そんな不遇なマンチキンの中にも、とんでもない変態もいるようです。

ドロシーを演じたジュディ・ガーランド(当時17歳)にセクハラをはたらいたと、彼女の元夫が証言しています。

雑誌『ピープル』によれば、自分の体が小さいことを理由に罪の意識もなく、毎晩のように襲い掛かっていたそうです。

 

エピソード⑥ 度重なる枕営業。奔放すぎるドロシー!?

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アメリカでは枕営業のことを当時、キャスティング・カウチと言っていたそうですね。このキャスティングなんとかというものを、ドロシーを演じたジュディは、13歳のころから行っていたそうです。

「彼女と寝ていないプロデューサーはいない」

そんなふうに吹聴されるほど、当時のハリウッドの裏は薄汚く、そして彼女自身も奔放だったのだろうと思わされます。

後に、ジュディはスター街道を突っ走ると共に、5度の結婚、薬物中毒、自殺未遂などのスキャンダルを起こし、47歳の晩春にバスルームで遺体となって発見されました。

 

最後に

時代を感じさせる裏話ですね。とはいえ、実は今の状況も変わっていなかったり……。

技術と人の心は同じスピードでは変わってはくれないものですから、あながちあり得る話かもしれませんね。

そう思うと、このカラフルでキューティクルで夢と希望にあふれた作品も、なんだか違った色彩で見えてきそうです。

みなさんも一度、ご覧になられてみるのもいいのではないでしょうか?

 

オズの魔法使い (新潮文庫)

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