Bohemian’s Blog

BohemianS による、あれやこれやの雑記ブログ

いまさら『うらら迷路帖』をみた結果……。

原作:はりかも

監督:鈴木洋平

製作:J.C.STAFF

概要

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全12話。占い師の街で、占い師のトップになるために修行する4人の少女たちの物語。
 

舞台設定について

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時代がいつで、場所がどこなどの設定も、すべてがオリジナル。
京みやげのふうせん菓子のような可愛らしいテイストの街並みで、個性あふれる可愛らしい少女たちがワイワイしている。
 

現実との乖離

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いつものことだが、こうした現実と徹底的に離れた世界で繰り広げられる物語に、私たちは癒される。
己の進む道に迷いがちな私たちは、迷える人々の手を引いて案内してくれる占い師になろうと奮闘する少女たちにエールをおくりたくなってしまう。
この物語は、現実とかけ離れているがゆえに、観る者に深い安心感と、忘れていた慈愛を取り戻させる。
 

安心感を生むもう一つの要因

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ただ、何もリアルと距離をおくことだけで安心感を視聴者に与えているわけでわない。多くは少女の存在という力に依存した結果である。
特にこの作品の少女たちの愛らしさは、どんな街のデザインより、どんなストーリーの展開より、現実離れしている。
互いを支えあい、一つの目標へ邁進していく少女たちの愛らしさに、私たちの琴線はやかましいほどかき鳴らされるのだ。
 

作中の「謎」の必要性

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この作品の中にはいくつか謎が散りばめられている。これら一つ一つを取り上げることはしないが、こうした作品に「謎」は必要だったろうか。
しかし、見方によれば視聴者を釘付けにするこうしたサスペンスを入れているところに、慎重さが垣間見える。ただ可愛らしいだけでない作品を作り上げようとする堅実な姿勢も見える。
 

愛される作品

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こうした作品を、私は愛される作品と呼んでいる。
個性の強いキャラクターそれ自身がグッズとして機能する。このキャラクターを見たいがために、リピーターが生まれる。
なにが言いたいのかというと、愛されるということは売れるということだ。逆に愛されなければ売れない。売れなければ作品として残らない。
果たしてこの作品が世間一般から愛されたかどうか定かではないが、私は紺ちゃんが好きです。