どうも、あんさんです。
新卒で入社した会社を辞めて、アウトドアショップのアルバイトとして働いてから今月でまる一年になります。
そんなとき、電車通勤の間にこんな本を読みました ⇩
増田 明利著の『今日からワーキングプアになった』という本。ここに書かれていることに、私の今の状況を当てはめてみると、どうやら私はワーキングプアらしい。
ワーキングプアとは
様々な社会的階層の中で、年収が200万円に満たない人々のこと。
増田氏の調査によると、全世帯の平均所得は約530万円。そのうちワーキングプアの比率が20.5%であり、人数に換算すると11,999,000人にのぼるそうです。(2014年調べ)
あんさんの現在の年収
フルタイム出勤で月17万程度の収入。そのうち、社会保険や厚生年金などが引かれ、手取りがだいたい14万円弱。
年収は204万円になります。いちおう上のワーキングプア条件に当てはめてみるとギリギリセーフかと思いきや、手取りでは168万円になるので、プアはプアであり、ワーキングプアの仲間入りはとうに果たせていたようですね。
ワーキングプアになってみてどうか?
そういえば、という印象です。
働いていて、自分が「貧困」と社会から烙印を押されてしまうような立場にあることに気付きませんでした。
「貧しい」「ひもじい」「つらい」「恥ずかしい」「惨めったらしい」
上の本にはワーキングプアの人々のそうした声が生々しく記されていますが、私はそう思ったことはありません。
確かに裕福かと言われれば、そうではないです。
昼食費を600円以内に収めてみたり、細かい出費も家計簿アプリに記録したり、相棒のなかひまと米や洗剤を割り勘したり。と、思いつく節約を実行していたりします。
ところが、それが苦ではありません。
週休二日ほどの休みをもらいながら働き、家賃を払い、飯を食らい、ブログを書いたり、小説を書いたり。たまにはアウトドアに出かけたり、映画を観たり。それなりに楽しくやっています。
最後に
とはいえ、この本を読むと今の状況に危機感を抱かないといけないような気がしてなりません。
事実そうなのかもしれませんが、最終的にこれだけは避けたいこととして、心まで貧しくなることを挙げておきたいと思います。